群発頭痛は期間を見れば、だいたいの流れがわかる!!
群発頭痛はとてもレアな頭痛ではありますが、
ある意味では規則正しい頭痛かもしれません。
Q&A形式で、
群発頭痛に関する期間について書いていきます。
Q
群発頭痛は、今回の群発期が終わってから
次の群発期に入るまでに、どのくらいの日数があるのか?
A
人それぞれではありますが、短い人で半年~1年に1回
長い人だと5年に1回程度、多くは2~3年に1回程度で、
年齢の若い人ほど周期が短く、年を増すほど長くなる
という傾向があるそうです。
Q
始まってしまった群発期は何日くらい続くのか?
A
頭痛症状が出始めてから、完全に症状が出なくなるまでに、
だいたい1ヶ月半~2ヶ月が1番多いのではないかと思います。
Q
頭痛症状は毎日あるのか?
A
頭痛が始まってから3週間~1ヶ月程度は毎日出ますし、
一日に何度も発作はやってきます。
それからは徐々に痛みの強さも、回数も減っていき
最後は発作が出なくなって、今回の群発期が終了となります。
Q
一旦出てしまった激しい頭痛はどのくらい時間で治まるのか?
A
これもまた、人それぞれで発作時間が違っています。
短い人だと30分くらいから、
長い人だと2~3時間くらいまで、まちまちです。
発作時間によって使用する鎮痛薬も変わってきます。
群発期の周期や発作時間は選べませんが、
毎回同じくらいの周期、同じくらいの発作時間なので、
管理だけはしやすいかもしれません。
一時的にでも群発頭痛を来なくする、早める、遅らせるなどの
コントロールできませんか?
群発頭痛は、どうして起こるのか原因が断定できていない。
だから、治療法はない!!
でも、まだ未確定だが痛みが出る理由はわかっているので、
対処療法はあります。
予防薬を使って発作を出にくくしたり、
酸素療法や鎮痛薬で発作時間を短くすることは可能です。
しかし、
治療法は確立されていないので、
群発期を自分の都合で早めに終わらせたり、止めたり、
出ないようにするなど、群発頭痛のコントロールはできない。
次の群発期までの間隔って狂うことってあるの?
今までは2年に1回の間隔で群発期が来ていたのに、
今回は、前回の群発期が終わってから半年しか時間がたっていない。
という話を聞いたことがあります。
前回の群発期がいつもより短かったとか、軽かったりすると、
短期間で再度群発期がくるようなこともあります。
詳しい原因がわからないので、ちゃんと頭痛症状が出きらないと
またすぐ群発期が来るのかもって思ってました。
・毎年来ていた群発期が1年おきになった
・5年~10年群発頭痛が出てないから終わった思ってたら
いきなり群発期が来てショックだった
などなど、間隔の狂いを多くの方が体験しています。